函館で買える常温お土産15選!日持ちする絶品スイーツと海産物

8 min 3 views
函館

函館旅行の思い出を持ち帰るお土産選びに悩んでいませんか?

特に旅の終盤に購入したお土産は、自宅に持ち帰るまでや相手に渡すまでの保存状態が気になるもの。

せっかくの函館土産が途中で傷んでしまっては台無しです。

そこで今回は函館で購入できる「常温保存可能な日持ちするお土産」に焦点を当て、地元でも人気のスイーツから海産物までをご紹介します。

有名店の定番商品から隠れた名品まで、函館の魅力が詰まったお土産を厳選しました。

これを読めばお土産選びに失敗することなく、函館の味を自宅や大切な人に届けられるはずです。

函館のお土産で常温保存できるものを選ぶメリット

函館旅行で常温保存できるお土産を選ぶことには、いくつもの大きなメリットがあります。まず何より、保冷バッグや保冷剤を用意する必要がなく、カバンに入れてそのまま持ち帰れる手軽さが最大の魅力です。特に暑い季節の旅行や、観光後すぐに帰れない場合でも安心して購入できます。

また常温保存可能な商品は一般的に日持ちするものが多く、旅行から帰ってすぐに渡せない場合や、贈答用としても重宝します。函館から東京など遠方に持ち帰る場合、移動時間が長くなっても品質が保たれるのは大きな安心感につながります。

さらに、函館の常温お土産は個包装のものが多く、職場や友人へのばらまき用としても最適です。複数の人に配る場合でも、1つの箱から必要な分だけ取り出せる商品も豊富にそろっています。

常温保存可能なお土産であれば、旅行中のカバンの中でかさばる保冷グッズも不要で、移動の負担も軽減されます。函館の美味しい味を簡単に自宅まで持ち帰れるのは、旅行者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

函館お土産の常温保存と日持ちの関係

函館のお土産は、常温保存可能なものでも製法や素材によって日持ち期間が異なります。一般的に和菓子は洋菓子より日持ちする傾向がありますが、最近の製造技術の向上により、多くの洋菓子も長期保存が可能になっています。

お土産の種類一般的な日持ち期間保存方法
焼き菓子系1〜5ヶ月直射日光・高温多湿を避けた常温
和菓子系25日〜100日直射日光・高温多湿を避けた常温
レトルト食品3〜6ヶ月直射日光・高温多湿を避けた常温
乾物系海産物3〜4ヶ月直射日光・高温多湿を避けた常温

選ぶ際は賞味期限をチェックし、いつ頃相手に渡す予定かを考慮して商品を選ぶと良いでしょう。また、個包装されているかどうかも重要なポイントになります。

函館のお土産で人気の常温保存可能なお菓子10選

函館には歴史ある老舗の和菓子店から、トレンドを取り入れた洋菓子店まで、様々な菓子店があります。ここでは、常温保存が可能で日持ちするお菓子を中心に、人気の高いものをご紹介します。

1. トラピストクッキー(トラピスト修道院)

トラピストクッキーの商品写真

函館近郊のトラピスト修道院で作られる伝統的なクッキーです。自家製発酵バターとバターミルクを贅沢に使用し、サクッとした歯ざわりにとろける食感と豊かなバターの風味が特徴です。素朴な見た目ですが、シンプルな材料で丁寧に焼き上げられた風味は多くの方に愛されています。

常温で180日と賞味期限が非常に長く、個包装されているのでばらまき用のお土産としても最適です。函館の定番土産として昔から地元の人々にも親しまれている一品で、リピーターも多い商品です。北海道産原料へのこだわりも魅力のポイントです。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造日より約180日
  • 価格:12包入り 1,100円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

2. 函館ラスク(キングベーク)

函館ラスク バターの商品写真

1929年創業の函館の老舗パン屋「キングベーク」が手がける人気商品です。100%北海道産の小麦とバターを使った食パンから丁寧に手作りされた、サクサクとした食感と軽い口当たりが魅力のラスクです。

定番のバター味以外にも、チョコレート、赤肉メロン、ガーリック、抹茶など多彩なフレーバーが楽しめます。一口サイズで食べやすく、日持ちも良いので、職場や友人へのお土産にもぴったりです。レトロな可愛らしいパッケージも人気の秘密です。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造日より150日
  • 価格:バター 6枚入り 540円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

3. 箱館塩かすてら(北島製パン)

焼きほたてのイメージ

通常のカステラとは異なり、控えめな甘さでさっぱりした味わいが魅力の和洋折衷スイーツです。北海道産の小麦と北海道産のブランド卵「草原の朝」を使用し、隠し味に天日干しの海水結晶塩「福塩」を加えています。材料へのこだわりが、このカステラの深みのある味わいを生み出しています。

木古内町にある製パン会社の「函館らしいカステラを作りたい」という発想から生まれた一品で、JR函館駅や函館空港、五稜郭タワー売店などで購入できます。甘すぎず、お茶うけにもぴったりな上品な味わいが特徴です。

【基本情報】

  • 賞味期限:25日間
  • 価格:1本 1,728円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

4. 函館散歩(千秋庵総本家)

北海道十勝産のエリモ小豆を贅沢に使用したこしあんを、道産小麦と道産牛乳で作ったしっとりとした生地で包んだカステラ饅頭です。表面には、五稜郭やハリストス正教会、金森赤レンガ倉庫群など、函館の代表的観光スポットがかたどられており、見た目も楽しめます。

北海道らしい素材の風味と上品な甘さが特徴で、地元の方にも人気があります。「こしあん」の定番商品に加え、「ミルクあん」を使用した商品もラインナップされています。パッケージも函館らしさが感じられるデザインで、お土産として喜ばれること間違いなしです。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造日含め31日間
  • 価格:5個入り 850円前後、8個入り 1,300円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存
  • アレルギー:卵・乳成分・小麦・大豆

5. 五勝手屋丸缶羊羹(五勝手屋本舗)

五勝手屋丸缶羊羹の商品写真

1870年創業の老舗和菓子店「五勝手屋本舗」が作る、約150年の歴史がある伝統の羊羹です。最大の特徴は丸い缶に入っており、付属の糸で切り分けて食べるというユニークなスタイル。この「糸式羊かん」タイプの商品では最古の歴史を持ちます。

原材料に金時豆を使い続け、程よい甘さと滑らかな口当たりが楽しめる一品です。お茶だけでなく、ウィスキーやスコッチとの相性も抜群です。レトロでおしゃれな缶のパッケージも人気で、函館空港などでも購入可能です。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造より100日間
  • 価格:1本(小) 1,080円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

6. ポテレーヌ(五島軒)

五島軒ポテレーヌの商品写真

1876年創業の老舗洋食レストラン・食品メーカー「五島軒」が手掛ける焼き菓子です。北海道産のかぼちゃを使った風味豊かな焼き菓子で、バターやアーモンドスターチなどの風味が加わった上品な味わいが特徴です。

しっとりとした食感とかぼちゃの自然な甘さが絶妙に調和した、上質な洋菓子です。常温で60日間と日持ちも良く、函館を代表する老舗の味として人気があります。個包装になっているので、食べやすく持ち運びにも便利です。

【基本情報】

  • 賞味期限:常温60日間
  • 価格:9個入り 1,200円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

7. いかいかクッキー(昭和製菓)

函館らしさ満点のユニークなクッキーです。イカの形をしたインパクト抜群のクッキーで、見た目のおもしろさから子供から大人まで喜ばれる一品です。パリッとした食感とシンプルな味わいのクッキーで、軽い口当たりが特徴です。

函館のシンボルであるイカをモチーフにした、ユーモアのあるデザインも人気の秘密。個包装されているので配りやすく、職場や友人へのちょっとしたお土産としても最適です。価格もリーズナブルで、気軽に購入できるのも魅力です。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造日より180日
  • 価格:8枚入り 350円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

8. ポルボローネ(五島軒)

五島軒のポルボローネ

五島軒の人気商品「ポルボローネ」は、口の中でホロッととろける食感が楽しいクッキーです。ヨーロッパの修道院で作られてきた縁起物の焼き菓子を、函館の老舗が平和への祈りを込めて誕生させた由緒ある一品です。

初代料理長の五島英吉より伝わる伝統のレシピを守り続け、丁寧に仕上げられています。歴史ロマンあふれる雰囲気のパッケージも魅力的で、常温で60日間保存可能な点も嬉しいポイントです。

【基本情報】

  • 賞味期限:常温60日間
  • 価格:10粒入り 1,250円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

9. 箱館二十間坂ばうむ(北島製パン)

北海道産のバターと卵を使用し、しっとりと焼き上げたバウムクーヘンです。函館の歴史的な坂道「二十間坂」をイメージした商品で、端正な年輪模様が特徴です。

ふんわりとした柔らかな食感と、北海道産の素材を生かした深い風味が楽しめます。函館らしさを感じられるお土産として人気があり、日持ちも良く常温保存可能な点が旅行者に喜ばれています。

【基本情報】

  • 賞味期限:25日間
  • 価格:1個 1,296円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

10. チョコレート最中(はこだて柳屋)

「はこだて柳屋」が手がける、和洋折衷のユニークなスイーツです。伝統的な最中の皮の中にチョコレートペーストが入った新感覚のお菓子で、サクッとした皮としっとりとしたチョコの組み合わせが絶妙です。

いくつかのバリエーションがあり、「いか五郎商店」などの函館らしいネーミングやパッケージも人気の理由です。常温保存可能で日持ちも良く、見た目も可愛らしいので贈り物にもぴったりです。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造日より約1ヶ月
  • 価格:6個入り 1,080円前後
  • 保存方法:高温多湿を避けて常温保存

函館のお土産で日持ちする常温保存可能な海産物5選

函館といえば海の幸が豊富なことでも知られています。しかし、生鮮品は持ち運びに不安があります。ここでは常温で保存でき、日持ちする海産物のお土産をご紹介します。

1. いかめしレトルト(いかめし阿部商店)

いかめしレトルトの商品写真

北海道森町の駅弁として昭和16年から親しまれてきた「いかめし」をレトルトパックにした商品です。イカの中にお米を詰めて煮込んだ郷土料理で、函館の名物として全国的にも有名です。

レトルトタイプなので常温で長期保存が可能で、湯せんやレンジで温めるだけで本場の味が楽しめます。秘伝のたれで味付けされたいかめしは、家庭的な味わいが魅力です。お土産としてだけでなく、自宅でのおかずとしても重宝します。

【基本情報】

  • 賞味期限:180日間
  • 価格:2〜3尾入り 1,188円前後
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存

2. 松前漬(龍野屋)

古都・松前で本場の製造法を忠実に守り続けてきた「龍野屋」の「松前漬」です。昆布とイカを主体に、数の子などを加えて漬け込んだ北海道の伝統的な保存食で、お酒のおつまみやご飯のお供に最適です。

通常の松前漬けは要冷蔵ですが、「龍野屋」の「特製松前漬」は常温で50日間保存可能なタイプもあり、お土産に便利です。風味豊かで北海道らしさを感じられる一品として人気があります。

【基本情報】

  • 賞味期限:特製松前漬:常温50日間
  • 価格:150g(樽パック) 594円前後〜
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存

3. 函館いかせんべい(ムロタ)

函館いかせんべいの商品写真

北海道産のじゃがいもといかをベースにした薄焼きせんべいです。イカの風味が豊かで、サクッとした食感と程よい塩味がくせになる美味しさです。イカ・カニ・ホタテ・ウニなど、4種類の海鮮の風味を楽しめるバラエティセットも人気です。

個包装になっているため、食べやすく配りやすい点も魅力的です。製造から120日と賞味期限が長く、常温保存できるため、お土産として重宝されています。

【基本情報】

  • 賞味期限:製造から120日
  • 価格:18枚入り 1,080円前後
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存

4. 函館 焼きほたて(たかせ商店)

函館近海で獲れたホタテの稚貝を丁寧に焼き上げた一品です。シンプルな味付けで素材本来の旨みを引き出し、噛めば噛むほど濃厚な味わいが広がります。お酒のおつまみにぴったりの、素朴で飽きのこない美味しさです。

小分けパックになっているものもあり、配布用にも便利です。常温で120日間保存可能なので、旅行後しばらく経ってからでも美味しく楽しむことができます。

【基本情報】

  • 賞味期限:常温120日間
  • 価格:60g 700円前後
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存

5. 塩辛、干しちゃった(布目)

イカの塩辛をフリーズドライ加工した斬新な商品です。国産のスルメイカを使用し、素材そのままの味わいを楽しめます。お茶漬けやふりかけとして活用できるほか、お酒のおつまみとしても最適です。

函館空港でも人気の高い商品で、常温保存ができる点が旅行者に喜ばれています。普通の塩辛は日持ちしにくいですが、このフリーズドライ製品なら長期保存が可能なのでお土産に最適です。

【基本情報】

  • 賞味期限:約3ヶ月
  • 価格:45g 850円前後
  • 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温保存

函館のお土産を常温で長持ちさせるコツ

函館で購入した常温保存可能なお土産も、保存方法を間違えると品質が劣化してしまいます。せっかくの美味しいお土産を最後まで楽しむための保存のコツをご紹介します。

直射日光を避ける

どんなに日持ちする常温商品でも、直射日光はお土産の大敵です。車内やホテルの窓際など、直射日光の当たる場所に放置しないようにしましょう。特に夏場は短時間でも品質劣化の原因になります。遮光性のある紙袋や専用バッグに入れて持ち運ぶと安心です。

適切な温度管理を心がける

「常温保存可能」といっても、極端に暑い環境は避けるべきです。特に夏場の車内は50度以上になることもあり、どんなお土産も短時間で劣化します。逆に寒すぎる環境も、一部のお菓子には良くありません。15〜25度程度の安定した温度環境が理想的です。

湿気対策を忘れずに

高温多湿の環境は、カビやべたつきの原因になります。特に梅雨時期や夏場の旅行では、乾燥剤を一緒に入れたり、防湿袋に入れたりする工夫をしましょう。クッキーやラスクなどは湿気に弱いため、特に注意が必要です。

開封後は早めに消費を

常温保存可能なお土産でも、開封後は賞味期限が大幅に短くなります。特に海産物系のお土産は、開封したらなるべく早めに食べ切りましょう。個包装タイプのお土産は、必要な分だけ開封して残りは密閉保存することをおすすめします。

お土産の種類別保存方法一覧

お土産の種類保存時の注意点開封後の目安
焼き菓子(クッキー・ラスク)湿気に特に弱い1週間以内
和菓子(羊羹・最中)直射日光で変色の恐れ3〜5日以内
レトルト食品(いかめし)開封後は冷蔵保存当日中に消費
乾物系海産物(せんべい)高温で油分が酸化2週間以内

函館で常温お土産を買うならここ!おすすめの購入スポット

函館には多くの観光スポットがありますが、お土産を購入する場所によって品揃えや価格が異なります。ここでは、常温保存可能なお土産を買うのに便利なスポットをご紹介します。

函館空港

函館旅行の最終日に立ち寄ることが多い函館空港は、函館の人気お土産が一堂に集まる便利なスポットです。「ANA FESTA」や「ショッピングワールド」など複数のショップがあり、函館の定番商品から空港限定商品まで豊富に取り扱っています。

特におすすめは「嘉福堂キッチン はこだて雪んこ プレーン」で、函館空港で人気No.1のお土産です。また、「布目 塩辛、干しちゃった」も空港で人気の常温保存可能な海産物お土産です。最終日のお土産購入場所として最適ですが、人気商品は売り切れることもあるので、重要なお土産は事前に市内で購入しておくと安心です。

JR函館駅内「北海道四季彩館」

JR函館駅構内にある「北海道四季彩館」は、函館のお土産を幅広く取り扱う大型ショップです。特に「函館散歩」や「箱館塩かすてら」など人気の常温お菓子が充実しています。駅直結なので、電車での移動の際に便利です。

また、トラピストクッキーやいかせんべいなど定番の人気商品も種類豊富に取り揃えられており、比較検討しながら購入できます。駅のお土産店ながら価格も良心的で、旅行の帰り道に立ち寄るのに最適です。

金森赤レンガ倉庫

函館を代表する観光スポット「金森赤レンガ倉庫」内には、お土産ショップが多数入っています。特に「金森洋物館」には函館の人気商品が集まっており、常温保存可能なお土産も豊富です。歴史的建造物の中でお土産を選ぶ楽しさもあり、観光とお買い物を同時に楽しめます。

まとめ

函館旅行のお土産選びには、常温保存可能で日持ちするものがおすすめです。本記事では函館で購入できる常温保存可能なお土産15選を紹介しました。

スイーツ系では、180日間も日持ちするトラピストクッキーをはじめ、函館ラスク、箱館塩かすてら、函館散歩、五勝手屋丸缶羊羹などが人気です。どれも函館の歴史や文化を感じられる魅力的なお菓子で、常温で長期保存できる点が旅行者に喜ばれています。

海産物系では、レトルトタイプのいかめし、常温保存可能な松前漬、函館いかせんべい、焼きほたて、フリーズドライの塩辛などが、函館らしい味を常温で楽しめるお土産として注目されています。

購入場所としては、函館空港、JR函館駅内の北海道四季彩館、金森赤レンガ倉庫がおすすめスポットです。また、お土産を長持ちさせるには、直射日光を避け、適切な温度管理と湿気対策を心がけることが重要です。

函館の風味豊かなお土産を自宅や大切な人に届けるために、常温保存可能なこれらの商品から、あなたのお気に入りを見つけてみてください。函館旅行の素敵な思い出とともに、北海道の味をお楽しみいただけることでしょう。